ここでも書いたようにWSL2によりWindowsからでもLinuxが簡単に使えるようになったが、グラフィック関連だけが上手くいかない状態であったが、これも解決された⇒マイクロソフトのページ
最初に必要となるドライバをインストールして上記の手順を実行し、GNOMEテキストエディター等は新規ウィンドウが立ち上がるようになったがX11が上手く立ち上がらない。Ubuntu自体を再度インストールしなおしたものの上手くいかないのでどうしようかと思案していたところ、このページ※を参考に実施したところ解決した!
※WSL2環境でグラフィックを使おうとすると「OpenGL レンダリング」なるものをちゃんと使えるようにする必要があるようで(そのために前段でドライバをインストール)、そのためにLIBGL_ALWAYS_SOFTWARE=1と環境変数で設定する必要がある模様。私のノートパスコンのCPUは廉価版のN5100使用のため、このような環境変数をわざわざ設定してあげる必要があるのかもしれない(上記の人も同じCPUを使用しているようだし。。)※ちなみに、上記はUbuntu22.04でやった時であり、再度Ubuntu20.04に変更して実施したところLIBGL_ALWAYS_SOFTWARE=1の設定をしなくてもうまく動作した。
X11が使えるようになったのでwineも再度チャレンジ⇒これを見ながら実施。
・wine winecfgにて、
①DriveタブからDドライブを追加しこれに動かしたいXP等のアプリのフォルダを指定する。この時、Zドライブは削除してはダメとのこと⇒参考
②さらに、ApplicationsタブにてDefault SettingsにてWindowsのバージョン(XPなど)を指定。
③winetricksも起動してみる(最初は上手く起動しなかったが、powershellからwsl –shutdown で再起動したら上手く立ち上がった。
・その上で、wine D:\\アプリの場所 をコマンドラインから実施すると、アプリが起動してくれる!
wineは/home/ユーザ名/以下にある.wineディレクトリに作成されているので、リセットしたい場合はこのフォルダ毎削除(rm -r -f ~/.wine)すればOKとのことなので、何度かこれを実施。
上記手順で作成すると、wineの64bit版と32版が作られてしまい、どうも動作が安定しないので、これを参考に32bit版wineのみに変更したところ動作が安定した。
またWindows上のファイルを参照するとどうしても時間がかかってしまうので、linuxの/home/ユーザ名/以下にある.wine/drive_cディレクトリ にコピーをおいて直接そちらをアクセスするようにしたほうが動作が早い。WSL2版はエクスプローラで直接これらファイルにアクセスできるのでとても便利。
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